揺れに強く美しい木組み

金物に頼らない
木組みで建てる
無垢材の家。

「キグミノイエ」はすべて手づくり。大工の匠の技が活きています。
木を熟知した職人の手刻みを尽くした木組みは、
無垢の木の良さを十二分に引き出す金物に頼らない伝統の技術。
地震に強く見た目も自然な木組みは木造住宅の基本です。

木組みに欠かせない
「生きた無垢材」。

“生きていない無垢材”は建築の際にいろいろな弊害が出てきます。まずはしなやかでないこと。繊維が破壊されているわけですから割れやすくなるのは必然です。もっとも大きい問題は木材と木材を接合する“木組み”の工程にあります。木組みで多用されるのが“ほぞつぎ”という手法。いろいろな“ほぞつぎ”がありますが、凸と凹で接ぎ合わせるのが基本です。“ほぞつぎ”は凸の部分をゲンノウでたたいて圧縮し、凹に差し込むという作業になります。“生きた無垢材”の場合は繊維が破壊されていないので、時間が経つと凸が復活して凹とガッチリ接合されますが、“生きていない無垢材”の凸部分は圧縮されたまま。極端にいうと強い力で引っ張ると外れてしまいます。となると、“生きていない無垢材”はボルトなどの金具に頼って補強することになり、本来の木組みになりません。強度は保てても、金具が露出した興覚めの木造建築になるのです。

金物に頼らない
「生きた無垢材」の木組み。

2020年に開催される東京オリンピックのメイン会場になる新国立競技場。屋根には木を多く使っていますが、あれほど巨大な建造物だと金属とのハイブリッド構造にならざるを得ないのはわかります。ただ、一般的な木造住宅の大きさなら“木組み”でしっかりつくりさえすれば、金属での補強は一切不要です。金属補強型の構造は、かえって年月が経てば金属にゆるみなどが生じてしまいます。地震の揺れに対しても“木組み”の方が有利です。“木組み”には適度な遊びがあり、最悪の場合でも住宅は傾くことはあっても倒れることはありません。一方、強度の高い金属で無理やり固定された木材は大きな力を受けるので折れてしまい、建物は倒壊してしまうのです。強い金属に弱い木は負けてしまうのは当然といえるでしょう。
金属に頼らず“生きた無垢材”で木組みされた「キグミノイエ」は、シンプルでありながら地震に強い木造住宅です。