ウッドデッキの木材選びどうする？ソフトウッドとハードウッドを解説！

皆さま、こんにちは。
無垢の木と自然素材を豊富に使った、職人のていねいな手刻みによる「キグミノイエ」です。

以前ブログで「ウッドデッキのメリットデメリット」をご紹介しました

今回はウッドデッキの木材選びについてお話ししたいと思います！

はじめに！ウッドデッキの魅力とメリット

・開放感あふれる見た目＆家の外観が映える
・おうち時間が増えた今だから！家族でBBQなどを楽しめる
・洗濯物を干すスペースになる

このように魅力が豊富なウッドデッキです。
さまざまなシーンで大活躍するので、ウッドデッキのある暮らしにはやはり憧れてしまいますね。

どう選ぶ？知っておきたい木材のこと！

ウッドデッキを設置するなら、まずは知っておきたい木材の種類。

一般的にウッドデッキ材に使われているのは、ソフトウッドとハードウッドという種類です。
その名の通り、ソフトウッドは柔らかい木、ハードウッドは硬い木です。

有名どころをざっくりご紹介いたします！

ソフトウッド（針葉樹）

輸入材

国産材

ソフトウッドを使うメリット＆デメリット

メリット：柔らかい材質のため加工しやすい
デメリット：ハードウッドに比べると、耐久性に欠ける

ハードウッド（広葉樹）

南洋材

ハードウッドを使うメリット＆デメリット

メリット：重く、硬い木のため耐久性が高い
デメリット：価格が高い（国産のソフトウッドの２〜４倍）

キグミノイエのウッドデッキは国産材のヒノキ・カラマツ！

キグミノイエのウッドデッキは主に長野県産材のカラマツ・ヒノキを使用します。
「カラマツ」は長野県を代表する樹種で、ソフトウッドでありながらも、水に強く耐久性に優れています。

ソフトウッドはハードウッドに比べて、加工のしやすさ・価格が安いというメリットがありますが、耐久性に欠けるというデメリットがあるのも事実です。
ではなぜ、キグミノイエが国産材のソフトウッドを使用するのか。それは地域の木を使用することで、日本の山の循環を整えることにあります。木を植え、育て、使う、という「山の循環」をより良くして、循環型社会を促す役目は大きいです。

そしてキグミノイエではソフトウッドの耐久性をカバーする数々の工夫があります。

【工夫１】・木材の保護剤であるウッドロングエコの塗布

【工夫２】・リブ加工を施します
※リブ加工とは木材の表面にギザギザの加工をすることです。足触りを良くしたり、滑り止めの役割をします。

【工夫３】・スノコ板と大引の間に隙間をつくる施工
隙間を作ることで、雨水など水分の切れを良くして、木を乾きやすくします。

逆に、隙間が無く、木と木がくっついている状態だと水の切れが悪く、木が乾きにくくなってしまいます。そうすると、木の劣化が早く、腐りやすくなってしまうのです。

ウッドデッキは、いかに濡れている時間を減らすかが重要です。
濡れていない時間、つまりは乾燥させている状態を保ち、腐朽菌の繁殖を抑えることで、ウッドデッキを長持ちさせられます。

まとめ

ウッドデッキ材は大きく二つ、ソフトウッドとハードウッドに分けられます。
ソフトウッドの特徴は、柔らかい木材で加工がしやすく、価格も安価です。柔らかいという性質上、耐久性にやや欠けます。しかしなかには「サイプレス」や「カラマツ」など、ソフトウッドでも耐久性に優れる樹種があります。
ハードウッドの特徴は、硬く重い木のため耐久性にとても優れます。ウッドデッキ材として人気の木材も多く、価格がやや高いです。

どちらにもメリット・デメリットがあるので、見た目や色合い、そして性質、価格などを吟味して、いちばん納得できる木材選びができたらと思います。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
ご不明点がありましたら、お問い合わせよりお尋ねくださいませ。

またキグミノイエではDIYウッドデッキの木材調達・ノウハウ支援も承っておりますので、お気軽にご相談ください＾＾