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家の中全体の室温18度以下はキケン!?健康寿命が縮む!?

 

皆さま、こんにちは。無垢の木と自然素材を豊富に使った、職人のていねいな手刻みによる「キグミノイエ」広報担当の木村です。

毎日寒い日々が続きますが、室内の温度は何度に設定していますか?
家の中全体の室温が18度以下だとと健康寿命が縮むことはご存知でしょうか?

以前のブログにもありましたが「室温を2度上げると健康寿命が4歳のびる」と、いわれています。
室温と健康には深い関わりがあります。

今回は、住まいと健康について詳しく解説します。

 

家の中全体の室温は18度以上に

WHO(世界保健機関)が健康の観点から家の中全体の室温は18度以上にすることを強く勧告しています。

近年は、交通事故死亡者数より住宅内死亡者数の方がはるかに多いです。

 

住宅内では、浴室内でヒートショックから心筋梗塞や、冷えた体を温めようと長く浴槽に浸かり熱中症になり意識を失い溺死など、浴室内での死亡事故が多いです。

しかし、浴室内以外でも起こります。

私たちは、寒いと暖房を使用しますが、建物からあたためる、断熱に対する考え方が希薄のような気がします。
そのため、暖房がついているリビングは暖かいですが、廊下に出ると無暖房で寒く、部屋ごとに温度差が生じます。

部屋ごとの温度差で、血管の収縮・拡張が繰り返され、動脈硬化やヒートショック、脳卒中のリスクが高くなります。

リスクを減らすためには、家の中全体の室温を18度以上の一定の温度にしなければなりません。

また、家の中全体の室温が18度以下だとヒートショック以外にも、さまざまな病気を引き起こします。

・血圧があがる
・頻尿になる
・睡眠の質が下がる
・子供の病欠が増える

など、上記は、ほんの一部です。
家の中全体の室温を18度以上にすると、

・血圧が下がる
・咳が改善される
・脳細胞が若くなる
・活動量が増え、要介護状態になりにくい
・コレステロール値や心電図など健康診断の数値が良くなる

健康以外にも

・仕事の作業効率や学習効率が上がる

など、こちらもほんの一部ですが室温を18度以上にすることで、さまざまなメリットがあります。

寒いと着込んで調節する方も多いですが、服を着込むとあまり動かなくなります。
そのため服を着込まずで、室温を調節することが重要です。
家の中全体の室温を18度以上にして、部屋を暖かくすると活発に動くようになり、筋肉量の維持や脳の健康にもつながります。

しかし、家の中全体の室温を18度以上にするために暖房の設定温度を上げても、家の断熱性能が低いと部屋は暖まりません。

過去のブログで断熱性能の数値を詳しく解説しています。

 

キグミノイエの断熱性能は、こちらのブログをご覧ください。


 

まとめ

寒い家は健康寿命が縮む⁉︎についてご紹介しました。
皆さまは、生活習慣、食事や運動などで健康に気を付けていても建物の断熱性能を向上させ、室内温度を18度以上にして健康になることを考えたことはあったでしょうか?

私は、今まで考えたことはなかったです。

新型コロナウィルス感染症の影響で、新しい生活様式にかわり、おうち時間が増えています。
だからこそ、断熱性能のあるあたたかい家で、ご家族が健康で安心できる、笑いがたえない家にしたいですね。

当ブログを通じて家の中全体の室温を18度以上にすることで、健康になることを知るきっかけになっていただければ幸いです。

キグミノイエでは、ご家族の健康寿命を伸ばす、家じゅうの温度差が少ない家づくりをおこなっています。
断熱性能、省エネなど疑問やご相談などございましたらお気軽にお問い合わせください。

また、性能向上リノベーション「キノリノベ」も承っております。
耐震・断熱性能を備えた性能向上リノベーションで新しく生まれ変わることができます。
性能向上リノベーション「キノリノベ」に関する疑問やご相談などございましたらお気軽にお問い合わせください。

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